> 
アダルトチルドレンの顔色伺いに関して

アダルトチルドレンの顔色伺いに関して

アダルトチルドレンの顔色伺いに関して
アダルトチルドレンの方には顔色伺いが強い傾向を持った人がいます。
これは、子供の頃に家族から抑圧があり、顔色を伺って行動をしていたことが原因です。
大人になっても顔色伺いが止められず、自分を表現する事が難しくなってしまいます。
では、顔色伺いの原因と改善方法を詳しく見ていきましょう。

アダルトチルドレンが行う顔色伺いの原因

子供の時に家族からの抑圧や怒りの爆発があった場合、防衛機制により回避や心理的対処を行います。
その時、上手く自己防衛が出来ない場合、恐怖体験となって記憶に残ります。
その恐怖体験を再度体験したくないという感情が働き、相手への警戒心となります。
これが顔色伺いの原因です。
また、親にコントロールされて育った場合にも顔色伺いが見られる場合があります。
親の指示で行動する事が当たり前になっていると、指示なくしては行動が出来なくなります。
そこで顔色伺いをして指示を待っているクセが付いた場合に顔色伺いになるケースもあります。
相手への恐怖心と自己防衛が顔色伺いの原因という事です。

顔色伺いを直す方法

顔色伺いを直すには、自分が何故、顔色伺いをするのかを見極める必要があります。
上記にあるように、顔色伺いでも原因が異なる場合があります。
子供の頃を思い出して、アダルトチルドレンの所以でもある顔色伺いをするようになったきっかけの出来事が無かったか考えてみましょう。
そして、その原因が分かったら、その時の対応が仕方が無かったのか?他に方法はなかったのか?を考えましょう。
ほとんどの場合、子供の時にとった判断は、その時は仕方が無かったことでしょう。
子供のうちは多くのことが出来る訳ではありません。
その時は一生懸命だったはずです。
まずは、その頃の自分を受け入れて認めてあげましょう。
そして、その頃の自分と今の自分を比べてみましょう。
大人になれば出来る事も増えます。
自己防衛の仕方も色々な方法があるということを学ぶ事もできます。
今の自分にとって、顔色伺いが本当に必要なのかを考えてみましょう。
本当は癖になっているだけで、必要ない方が多いのではないでしょうか。
それに気付けば少しずつ顔色伺いが減っていくと思います。
但し、顔色伺いが必要という方もいるかもしれません。
実は、顔色伺いが全面的に悪い訳ではありません。
顔色伺いをして、結果的に自分が傷つく事が問題なのです。
上手な顔色伺いが出来れば、人間関係を潤滑にする事もあります。
自分にとって何が問題なのかを深く掘り下げて考えるという事が重要です。

アダルトチルドレンの顔色伺いは子供の頃に身についた癖のようなものです。
箸の持ち方に癖がある人もいれば、笑い方に癖がある人もいます。
顔色伺いも意識をすることによって、他の癖と同様に直す事は可能です。


更新日:








pagetop