アダルトチルドレンは、「精神状態」も「身体状態」も不調が続きますが、これらは治ります。

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

【このサイトのの要約】

このサイトでは、「アダルトチルドレン」の言葉の背景、アダルトチルドレンの背負われている心の傷、アダルトチルドレンのチェックリスト、精神状態と体調の不良を解説したあと、回復方法を明示します。回復方法は、従来からの精神に着目しての回復、このサイトの独自手法の身体全体に着目しての回復(新説)について解説しています。

 

 

アダルトチルドレンとは

アダルトチルドレンは、略して、ACとも呼ばれます。

 

アダルトチルドレンの初期の意味は「アルコール依存症の親のもとで育ち、すでに成人した人々」(Adult Children of Alcoholics, ACA, ACoA)を指す言葉で、1970年代アメリカの社会福祉援助などケースワークの現場の人たちから発生した概念です(医学的な診断名ではありません)。

 

さまざまな変遷を経て、現在のアダルトチルドレンの概念は「機能不全家族で育った人」(Adult Children of Disfunctional family, ACD, ACoD)へと広がっています。

 

アダルトチルドレンは、子どもにとって、一番安全で、一番安心な場所は、家庭です。機能不全の家族のなかで育ち、そのためにさまざまな人間関係の問題や、生きづらさを感じている人たちのことです。

 

なお、アダルトチルドレンの概念とは少しずれますが、虐待を受けた場合も同じです。虐待の概念を、広義に取ってください。そんな虐待は、行われていなかったと思う前に、ちょっと考えてみてください。子どもの感受性は非常に敏感です。

 

アダルトチルドレンンも虐待も、心の傷が生じています。

 

 

 

アダルトチルドレンの背景と歴史

北米

 

日本

 

【補足】

アダルト・チルドレンの名付け親「クラウディア・ブラック」が、親がアルコール依存症の子どもたちのプログラムをつくったき、それぞれの子どもたちのグループの名称ができました。

 

 

ACoAとACoDとは

 

 

心の傷が生み出す病

 

 

 

機能不全家族とは

  1. 身体的虐待があった。
  2. 性的虐待があった。
  3. 精神的虐待があった。
    1. 家庭内が不和であった。
    2. 家庭内に怒りの爆発がよくあった。
    3. 愛情が欠如した寂しい家庭であった。
    4. 人格や尊厳が否定されるような行動や言葉がある家庭であった。
    5. 傷つく言葉を言われる家庭であった。
    6. 罪の意識をうえつけられる家庭であった。
    7. なんらかの脅しがある家庭であった。
    8. 家庭内でおこっていることを外で話さないように言われる家庭であった。
    9. 見捨てられることを言われる家庭であった。
    10. 他人や兄弟姉妹とたびたび比較される家庭であった。
    11. 親の思い通りに制御される家庭であった。
    12. 親の期待が大きすぎる家庭であった。
    13. 他人の目を気にする、表面だけよくふるまう家庭であった。
    14. 多くの秘密がある家庭であった。
    15. 容姿をからかわれることがある家庭であった。
    16. 自分の存在を否定された家庭であった。
    17. 依存症や共依存の者がいる家庭であった。
    18. 家庭内ルールに一貫性がない家庭であった。

 

子どもの心が傷つけば、虐待にあたります。確かに、どこの家庭でも、まれに、このようなことが発生することもあります。しかし、機能不全家族では、これらのことが、たびたび発生している違いがあります。

 

怒られないように傷つかないように振舞うことをいつも要求され、条件つき愛情ともよく言われます。

 

 

 

アダルトチルドレンと医学

アダルトチルドレンの概念、機能不全家族で育った成人は精神の不調が続くことは、精神医学で認められないていません(主流ではない)。「アダルトチルドレン」の言葉は、機能不全家族で育った成人と言う意味ですし、その結果の精神状態についても決まってもいません。

 

精神的な不調で、診療内科などを受診して、「私は、アダルトチルドレンで調子が悪い」と言っても、医師は困る、または、取り合ってくれません。

 

ところが、アダルトチルドレンである本人は困るわけです。このあたりを説明します。

 

自己評価の低い人は、精神障害になりやすい。これも、主流ではないですが、カウンセリングの世界などでは、認知されています。

 

被虐待児が大人になっての自己評価も低く、かつ、精神障害にもなりやすい。これも、主流ではないですが、カウンセリングの世界などでは、認知されています。

 

上記を理解してもらったうえで、精神医学で認められている精神障害の話に移行します。

 

PTSDです。過去の経験が、現在に、反映されているということでは、同じなのです。脳の中に、海馬と言う部分があります。また、扁桃体と言う部分があります。PTSDの経験者は、海馬が縮小し、扁桃体に損傷があることは定説です。扁桃体が恐怖を覚えていることも分かってきています。

 

アダルトチルドレンは、長時間いる家庭が、機能不全なのです。アダルトチルドレンの経験は、PTSDと同じようなダメージを、脳に与えているのかもしれません。さらに、精神状態の悪化から、身体の他の機能の低下も引き起こしているとも考えられます。

 

機能不全の状態にも差異があるように、不調にも差異があると思います。「抑うつ性人格障害(パーソナリティ障害)」は、認知されつつある概念です(DSM-IV-TR、ICD-10に記載あり)。

 

 

 

ふたつの回復方法

ふたつの回復方法があります。

  1. 精神状態に着目しての回復
  2. 身体全体に着目しての回復(新説)

 

両方を行なう必要があります。従来は、精神状態のみに着目していましたから、なかなか、完璧に回復はむずかしかったようです。このサイト独自の新説です。

 

それぞれのページに詳しく書いていますが、このページでは、下記に概要のみ書いておきます。

 

 

 

精神状態に着目しての回復

精神障害に苦しまれているかた、生きにくいと思われているかたが、回復する方法があります。精神科医は、急性の症状を抑える薬を処方するだけです。薬では、性格に固定されている各種の症状を治すことはできません。

 

最終の目標は、あるがままの自分をとっても好きになることです。あなた自身の自己評価は、あなたの自己評価ではなく、子供時代の親からの評価を、自分で思い込んでいるだけなのです。この点を充分に理解してください。あなたは、今のまままで、とっても素敵な人です。

 

これを、充分に、理解、納得するために、次のように行っていきます。

 

  1. 安全の確保です。身体的にも、精神的にも、安全でくつろげる場所が必要です。
  2.  

     

  3. 次に、過去にあったことを思い出していきます。
  4.  

    これは、人によって非常につらい作業です。心の中に、ふたをして閉じ込めていることを、思い出す作業です。パニック障害、長引くうつ病の人などは、心の奥深くに閉じ込めていたことまで、思い出すことになります。ひとつ思い出すと、関連したことが思い出されてきます。年譜のようなものを作って、書き込んでいくのも方法です。

     

    この作業は、潜在意識を顕在意識にあげる作業なのです。

     

    実際の言えなかったこと、やれなかったこと、家族に言って欲しかったことを明確にしていきます。そして、心の傷を引き起こしたできごとが、自分のせいでなかったことを認め、自分を受け入れ、心の傷になったできごとを許します。

     

    ここまでの作業で自分自身を癒し、新しい自分、新しい人間関係を作り上げるのです。

     

 

この関係は、色々な書籍が出ています。別ページで詳しく紹介しますが、ここでは、代表的な本2冊とCD1枚を紹介しておきます。ともに、この関係では第一人者の西尾和美さんが著者です。アマゾンにリンクしています。それぞれのレビューを読んでください。絶賛です。概念、ワークブック、CDの3点セットと考えで、回復への足がかりとしてください。

 

詳しくは、精神状態に着目しての回復のページを参照してください。

 

 

 

身体全体に着目しての回復(新説)

精神と身体の機能は密接に関連しています。

 

まず、きっかけは、機能不全家族です。精神状態も落ち込み、かつ、身体の機能が劣化します。大人になって、機能不全家族はなくなっています。ところが、精神状態も悪く、体調も悪い状態が続きます。次の図を見てください。

 

アダルトチルドレンの身体全体に着目しての概念図

 

各人で機能低下している項目は異なります。上記の図を頭に入れながら、機能低下している部位を探し、改善していきます。そうすると、精神と身体は密接な関係があるので、精神状態も改善します。

 

詳しくは、身体全体に着目しての回復(新説)のページを参照してください。

 

 

 

サイトの構成

このサイトは3ページから構成されています。3ページしかありませんが、それぞれの1ページは、とっても長いです。
  1. TOP
  2. このページです。アダルトチルドレンの概念を総合的に説明しています。

     

  3. 精神状態に着目しての回復
  4. 回復の方法です。
    精神状態に着目して、精神的な部分に、働きかけて生きます。多数の書籍が出版されています。有名書籍の目次を全部掲載しています。

     

  5. 身体全体に着目しての回復(新説)
  6. 回復の方法です。

    なぜ、身体の不調も起こるのかに着目します。精神と身体は密接な関係があります。精神(アダルトチルドレン)から身体を悪化しています。身体の自然治癒力を悪化しているものを探します。そうすると、精神と身体は密接な関係があるので、精神状態も改善します。
    検査や改善方法を、具体的に説明します。

 

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright 2012-2013 Susumu Yoshikawa All Rights Reserved.