アダルトチルドレン http://アダルトチルドレン.net/
http://xn--cck0cd1ag5rcj7d.net/
【アダルトチルドレンとは】
アダルトチルドレンは、略して、ACとも呼ばれます。

アダルトチルドレンの初期の意味は「アルコール依存症の親のもとで育ち、すでに成人した人々」(Adult Children of Alcoholics, ACA, ACoA)を指す言葉で、1970年代アメリカの社会福祉援助などケースワークの現場の人たちから発生した概念です(医学的な診断名ではありません)。

さまざまな変遷を経て、現在のアダルトチルドレンの概念は「機能不全家族で育った人」(Adult Children of Disfunctional family, ACD, ACoD)へと広がっています。

アダルトチルドレンは、子どもにとって、一番安全で、一番安心な場所は、家庭です。機能不全の家族のなかで育ち、そのためにさまざまな人間関係の問題や、生きづらさを感じている人たちのことです。

心の傷が生じています。心の傷が生じるということは、虐待が起こったと言うことです。虐待の概念を、広義に取ってください。そんな虐待は、行われていなかったと思う前に、ちょっと考えてみてください。子どもの感受性は非常に敏感です。
身体的虐待は、躾(しつけ)と称して、お尻をたたくこと、長時間閉じ込められたり、寒い屋外に長時間ほり出されたことも含まれます。
精神的虐待は、言葉による暴力、恫喝される、無視される、否定される、自尊心を踏みにじる、大事なものを捨てられるなどです。また、過度な期待、子どもとしての役割以上の役割分担なども、結果的に、精神的虐待です。
性的虐待は、わいせつな行為をさせたり、見せることです。異性の親が変な視線で見ること、お風呂で身体を洗うと称して嫌がることをすることも含みます。




【心の傷が生み出す病】
1)子どもに受けた心の傷に、大人になってからの行動、言葉、思考、コミュニケーションが左右されていることになります。

これらは、性格と言えるかもしれません。性格は、1)生まれ持ったもの(気質)、2)環境で形成されたもの、3)本人の意思で決まるとされています。
生まれ持ったもの(気質)のうえに、環境によって性格が形成されが、本人が性格を変えようと思う意思があれば、さらに性格が変わることになります。
そして、2)環境で形成されたものが支配的で、環境の中でも子供の時期(乳児含む)の環境が大きいとされ、子供にとって一番大きな環境は当然のことながら家庭です。


2)「生きづらさ」を持っていて、各種の精神障害(うつ病、不安症、依存症、人格障害、心身症など)になりやすいものです。

もちろん、こうした病気の原因は、生まれ持ったもの(気質)や家庭外の環境にも関係するので、アダルトチルドレンはすべてこのような病気になるとも言えないし、このような病気の人がすべてアダルトチルドレンであるとも言えませんが、こうした病気になった人の多くは、アダルトチルドレンである場合が多いのです。

心の傷、すなわち、トラウマが生じたことになります。病名としてのPTSDに該当する場合も起こって来ます。と言うよりも、上記に記載した各種の精神障害(うつ病、不安症、依存症、人格障害、心身症など)が、広義のPTSDにあたると考えられます。現在、まだ定義されていませんが、PTSDのなかでも、複雑性PTSD(CPTSD)となります。繰り返し、長期間にわたって、心の傷を受けた場合、通常のPTSDと違う症状をていし、複雑性PTSD(CPTSD)の症状になります。

【補足】
「心の傷は誰でもあるので心の傷と精神障害は関係ない」と言う説が存在します。この論理は、おかしいと思います。
インフルエンザウイルスとインフルエンザに罹患する関係で考えてみましょう。インフルエンザウイルスを吸い込んでも発症しない事例は明確に存在します。「心の傷は誰でもあるので心の傷と精神障害は関係ない」と言う説が正しいとすると、「インフルエンザウイルスとインフルエンザに罹患する関係」は否定されることになります。


3)世代間連鎖として、自分が受けた虐待と同じことを、自分の子どもにしてしまいます。

子どものころ、虐待されてつらい目にあった人は、親を恨み、自分は親のようにならないと決心します。しかし、長い間体験してきた親からの虐待は、振舞いかたとして身に付いているのです。


4)子どもの家庭内暴力、非行、登校拒否、引きこもりなどが、起こる可能性があります。

親からの抑圧や期待が受け留められずに反抗や自暴自棄として、家庭内暴力、非行、登校拒否の形になって現れてくる可能性があります。

もちろん、これらも、機能不全の家族が原因でない場合もあります。ただ、機能している家族であれば、子どもとのコミュニケーションがとれ、外部の問題点が明確となって、解決できることになります。


5)嗜癖・依存症、共依存の傾向がある。

嗜癖・依存症(アディクション)として、アルコール依存、薬物依存、ギャンブル依存、セックス依存、買物依存、仕事依存、摂食障害などが起こります。

共依存とは、人に依存することです。具体的には、問題を抱える人を世話することにのめりこむことです。



【機能不全家族とは】
1)身体的虐待があった。
2)性的虐待があった。
3)精神的虐待があった。
(1)家庭内が不和であった。
(2)家庭内に怒りの爆発がよくあった。
(3)愛情が欠如した寂しい家庭であった。
(4)人格や尊厳が否定されるような行動や言葉がある家庭であった。
(5)傷つく言葉を言われる家庭であった。
(6)罪の意識をうえつけられる家庭であった。
(7)なんらかの脅しがある家庭であった。
(8)家庭内でおこっていることを外で話さないように言われる家庭であった。
(9)見捨てられることを言われる家庭であった。
(10)他人や兄弟姉妹とたびたび比較される家庭であった。
(11)親の思い通りに制御される家庭であった。
(12)親の期待が大きすぎる家庭であった。
(13)他人の目を気にする、表面だけよくふるまう家庭であった。
(14)多くの秘密がある家庭であった。
(15)容姿をからかわれることがある家庭であった。
(16)自分の存在を否定された家庭であった。
(17)依存症や共依存の者がいる家庭であった。
(18)家庭内ルールに一貫性がない家庭であった。

子どもの心が傷つけば、虐待にあたります。確かに、どこの家庭でも、まれに、このようなことが発生することもあります。しかし、機能不全家族では、これらのことが、たびたび発生している違いがあります。

怒られないように傷つかないように振舞うことをいつも要求され、条件つき愛情ともよく言われます。



【ACの特徴】
準備中!

【回復方法】
最終の目標は、あるがままの自分をとっても好きになることです。あなた自身の自己評価は、あなたの自己評価ではなく、子供時代の親からの評価を、自分で思い込んでいるだけなのです。この点を充分に理解してください。あなたは、今のまままで、とっても素敵な人です。

これを、充分に、理解、納得するために、次のように行っていきます。

安全の確保です。身体的にも、精神的にも、安全でくつろげる場所が必要です。

次に、過去にあったことを思い出していきます。これは、人によって非常につらい作業です。心の中に、ふたをして閉じ込めていることを、思い出す作業です。パニック障害、長引くうつ病の人などは、心の奥深くに閉じ込めていたことまで、思い出すことになります。ひとつ思い出すと、関連したことが思い出されてきます。年譜のようなものを作って、書き込んでいくのも方法です。

この作業は、潜在意識を顕在意識にあげる作業なのです。

実際の言えなかったこと、やれなかったこと、家族に言って欲しかったことを明確にしていきます。そして、心の傷を引き起こしたできごとが、自分のせいでなかったことを認め、自分を受け入れ、心の着ずになったできごとを許します。

ここまでの作業で自分自身を癒し、新しい自分、新しい人間関係を作り上げるのです。

上記の作業は、○アダルト・チルドレン 癒しのワークブック―本当の自分を取りもどす16の方法 西尾 和美 ¥1,890(税込)に詳しく記載されています。



【関連書籍:ぜひ読んでいただきたい本】
目次を見て、気に入ったシリーズを読んでみてください。著者によって、微妙に、考え方が異なり、手法が異なります。一番初めに、手に取るのは、西尾知美さんの本が、良いと思います。よく売れている本です。

       
■西尾 和美さんが書かれたシリーズ2冊
上の1冊がアダルトチルドレンについての説明書、下の1冊がワークブックです。同じ著者です。

 
アダルト・チルドレンと癒し―本当の自分を取りもどす


著者:西尾 和美 出版社:学陽書房
発行日:1997年05月 価格:¥1,575(税込)



【内容(「BOOK」データベースより)】
家族から受けた心の傷から、人間関係でうまくいかないなどの生きづらさを抱えるアダルト・チルドレン。自分をアダルト・チルドレンと自覚したところから、どのように心の癒しをすすめればよいのか。そのさまざまな方法を紹介し、安全な場所として機能する家族のビジョンを提示する、自分と家族を愛するための一冊。
 
 
【目次】
まえがき

第1章 自分の人生を取りもどそう
   おもてから見える家族
   心を癒す仕事
   家族という暗闇
   自分を癒すために

第2章 家族になにが起こつていたのか
   家族が子どもを傷つけるとき
   虐待の起こつている家族
   仲が悪く、怒りの爆発する家族
   愛のない冷たい家族
   親の期待が大きすぎる家族
   他人の目を気にする、表面だけよい家族
   秘密があまりにも多い家族
   親と子どもの関係が逆転している家族
   子どもを過度に甘やかし溺愛する家族
   アデイクションのある家族

篇3章 心の傷が生み出す病
   アダルト・チルドレンの抱える問題
   さまさまな精神病
   心の傷を受けた後遺症(PTSD)
   子どもへの虐待
   子どもの暴力、非行、登校拒否など
   パートナーヘの虐待とパートナーからの虐待
   アデイクション
   「共依存」という病
第4章 アダルト・チルドレンの癒し
   突然家出したブレンダ
   性的虐待を思い出す
   かばわなかった母親
   受け継がれていた性的虐待
   インナーチャイルドを癒す
   現実の振る舞いを変える
   家族との関係を取りもどす
   アファメーション
   癒しへの道のり
   癒しの手紙を書く

第5章 リプロセス・リトリート
   リプロセス・リトリートとはなにか
   リプロセスに取り組む
   家族関係を変えた加代子
   親への怒りと悲しみ
   なぜ癒しが起こるのか

第6章 共依存の癒し

第7章 機能する家族とは
   庭の木が教えてくれたこと
   機能する家族
   コミットメント
   自分の子どもを知ること
   子どもの話を聞く
   自分の成長、家族の成長

あとがき


 

○アダルト・チルドレン 癒しのワークブック―本当の自分を取りもどす16の方法

著者:西尾 和美 出版社:学陽書房
発行日:1998年05月 価格:¥1,890(税込)


【内容(「出版社」より)】
自分に出会える新しいワークブック! アダルト・チルドレンのためのワークブックがついに登場! 書き込みながら家族の問題や自分の問題に気づき、向き合える本。生き生きとした自分を取り戻すために、パワフルな自分の未来像を描き出し、実現させていくためのステップを網羅した、新しいワークブック!
 
 
【目次】
第1部 自分の過去を知る
step1 本当の自分を取りもどすために
   誰でも家族のなかでコミュニケーションを学ぶ
   自分に向き合うことの意味
   自分について学ぶために
   癒しをはじめるまえに

step2 いまの自分を知る
   自分を見つめ直す●アダルト・チルドレンのチェックリスト
   他人の問題にふりまわされていませんか?●共依存のチェックリスト
   自分に期待をかける

step3 あなたの家族に何が起こっていたか
   自分の家族をふりかえる●機能不全家族のチェックリスト

step4 あなたに何が起こったか
   自分の傷を認める

step5 あなたが家族から学んだこと
   家族から受ける影響
   機能不全な家族のパターン
   虐待の起こっていた家族
   自分の心の状態を知る●心の状態を知るためのチェックリスト
   自分の行動と家族の問題とのつながり

第2部 自分の癒しに向き合う
step6 心の傷を表現する
   イメージを絵にして表現する
   心の傷を描いてみる
   思い出を書いてみる
   からだで思い出を表現する

step7 グリーフ・ワーク
   失われたものを嘆く
   ワーク1:言えなかったことを口に出す
   ワーク2:出さない手紙を書く

step8 自分の新しい過去をつくる
   自分の新しい過去をつくりだす
   リプロセス・ワーク
   過去の経験から学ぶ
   自分の強い力を感じとる

step9 インナーチャイルドを癒す
   自分のなかのインナーチャイルドを育てる
   ワーク1:インナーチャイルドの絵を描く
   ワーク2:インナーチャイルドを抱きしめる
   ワーク3:インナーチャイルドに話しかける

step10 自分を受け入れる
   自分をいたわる手紙を書く

第3部 新しい自分に出会う
step11 自尊心をつくる
   新しい自分を築くために
   自尊心を傷つけるもの
   自分に健全なメッセージを贈る
   自分のためのアフアメーションをつくる
   自分の世話をする方法

step12 相手をできるだけ許す
   許すことにチャレンジする
   ワーク1:よい思い出を書いてみる
   ワーク2:イメージワーク
   ワーク3:許す手紙を書く

step13 新しい人間関係をつくるために
   新しい関係のつくり方を学ぶ
   怒りの処理の仕方
   怒りのからくり
   怒りがもたらすからだの変化
   怒りが引き起こす行動
   怒りをどう学んできたか
   怒りのもとを探る
   怒りは多くの場合、二次的な感情である
   怒りが出やすいときを知り、行動をコントロールする
   新しいコミュニケーションを学ぶ
   非難、攻撃、いやみ、皮肉に気をつける
   説教やアドバイス、講義は頼まれたときにだけする
   話はお互いに順番を待ってかわりばんこにする
   相手に対して批判的にならないように聞く
   声の質、ボリューム、顔つき、ふるまいに気をつける
   アクティブ・リスニング
   思いこみと投影に気をつける
   相手を変えようとせず、自分の行動、言動を変える
   話を一般化してしまわないで、話の焦点をしぼる技術
   過去を持ち出さず現在に焦点を置く技術
   ストレートな話し方をする
   「ごめんなさい」と「ありがとう」を言う

step14 自分に起こった出来事に大きな意味を見つける
   自分の学んだことを確認する
   自分の権利を知る

step15 実際に自分の行動を変える
   自分の変化を見つめ直す●進歩のチェックリスト
   自分の人生のゴールをはっきりさせる
   ワーク1:今日だけは
   ワーク2:明日のプラン
   ワーク3:5年後の自分
   ワーク4:将来の自分
   ワーク5:自分の将来のイメージに近づく

step16 サバイバーからスライバーへ
   サポートしあう仲間をつくる
   サポート・グループのつくり方
   健全な人間像
   おめでとう!



■アスク・ヒューマン・ケア研修相談室編のシリーズ2冊
アスク・ヒューマン・ケア研修相談室の本です。2冊でセットです。売り切れになっていても、数週間後に入荷しています。

 

アダルト・チャイルドが自分と向きあう本

編集:アスク・ヒューマン・ケア研修相談室   出版社:アスク・ヒューマン・ケア
発行年月:1997年05月  価格:¥1,575 (税込)


【内容(「出版社」より)】
自分の過去を理解し、現在の自分を受け入れる作業をする本。原家族ワーク、インナーチャイルド・ワーク、グリーフワークなどをわかりやすく解説。くり返し読み、ワークができる、ACのためのベーシックテキスト。続編は「アダルト・チャイルドが人生を変えていく本」。
 
 
【目次】
あなたはひとりではない(序 章)
私は今、何に苦しんでいるのか?〈自分の問題を明確にする作業)
過去をふりかえる意味〈原家族ワークを始めるにあたって)
原家族で何が起きていたのか?〈暗黙のルールを発見する作業)
子どもの自分と出会う〈インナーチャイルド・ワーク)
私を縛る鎖(原家族での役割から今の自分を見る作業)
鎖から私を解き放つ〈否定的なメッセージをおきかえる作業)
怒りの奥にあるもの〈グリーフ・ワーク)
私自身を生きる〈自分の感情と二ーズ・欲求に気づく作業)
自分を育てる〈人生のプロセスに歩みだす)
あとがき
<主な自助グループと電話相談先>
本文執筆 武田裕子

 

アダルト・チャイルドが人生を変えていく本

編集:アスク・ヒューマン・ケア研修相談室   出版社:アスク・ヒューマン・ケア
発行年月:1997年10月  価格:¥1,575 (税込)


【内容(「出版社」より)】
「アダルト・チャイルドが自分と向き合う本」の続編。自他境界、対等なコミュニケーション、親密さ……。子ども時代に学べなかったことは、後から学べばいい。人との関係に必要なものが、この本の中にあります。
 
 
【目次】
変えられるもの、それは自分(序 章)
私とあなたを分けるもの〈「自他境界」をつくる作業)
人との関係に経み出す〈対等なコミュニケーションを学ぶ作業)
私の思いを伝える〈自己表現の作業)
親密な関係ってどんなもの?〈親しくなるプロセスを知る作業)
親密さを育てていくには?(関係の維持・修復・終結の作業)
私が素顔になれる時間〈セルフケアの作業)
どんな自分になりたいのか?〈ゴールを設定する作業)
私を応援してくれるのは誰?〈サポートの輪をつくる作業)
この道の途上で…〈自分のプロセスを確かめる作業)
あとがき
<主な自助グループと電話相談先>
本文執筆 武田裕子



■クラウディア・ブラックさんが書かれたシリーズ2冊
AC概念の生みの親クラウディア・ブラックさんの書籍です。

 

もちきれない荷物をかかえたあなたへ―アダルト・チャイルド、そして摂食障害・依存症・性的虐待

著者:クラウディア ブラック  出版社:アスク・ヒューマン・ケア
発行年月:1998年07月  価格:¥2,100 (税込)


【内容(「出版社」より)】
「AC概念の生みの親クラウディア・ブラックは、この本の中で、一人一人の違いに注目します。アディクション、トラウマ……彼らが抱えている「荷物」はひとつではなく、いくつも重なり合っているのです。 荷物を手放すことを難しくしているものは何? それぞれの回復に欠かせない「パズルの一片」とは……?
 
 
【目次】
アダルト・チャイルド(AC)とは?

ACの旅に関してのちょつと長い序章

●人生という旅は、軽装備のほうがいい! (水渾都加佐)
  ためこんだ感情という「荷物」
  「親のようにはならない」
  インナーチヤルド(内なる子ども)
  AC概念の広がりと共依存
  四つの回役ステップ
  荷物を手放すことを難しくしているのは?

●私が「ダブル・デユーテイ」と呼ぶもの
  一人一人の「違い」に注目する
回復を阻害する「もうひとつの要素」を探る

一章 私にとつての「食べ物」の意味
摂食障害のACのために
  冷たく拒絶する父への恐れと怒り<スキップ 過食症/アルコール依存症>
  「おまえは醜い」と笑う父、洋服もすべて選ぶ母<グロリア 拒食症>
  親がたいへんなのは、すべて僕のせい<ポール 過食症>
  母に敵対し父に近づく方法、祖父からの性的虐待
    <フェリーシヤ 過食嘔吐/アルコール依存症/性的虐待のサバイバー>
  食べ物の役割
  摂食障害という病気
  重なつたアテイクション
  摂食障害のACの課題<回南復へのカギ>

二章 しらふの生活に璧が立ちほだかるとき
依存症になつたACのために
  父の洒にはうんざりだつたのに<ボブ アルコール依存症>
  こんなにたくさんの感情があるなんて<マーガレット アルコール・薬物依存症>
  すべてのアテイクションの根っこ
    <ジョー アルコール依存症/浪費癖/仕事中轟/性的なとらわれ>
  いつも悪いのは自分だつた<リサ アルコール依存症/性的虐待のサバイバ>
  なぜ繰り返すのか
  二つの課題をどう扱うか
  なぜ「しらふになるのが先」か
  十代の飲酒問題について
  重なつたアテイクション
  再発を予防する
  再発の引き金
  回役がいきつくところ

三章 解き放った怒りの向こうに
性的虐待を受けたACのために
  祖父を許すなんてできない
    <エイミー 性的虐待のサバイバー/アルコール依存症/過食症/自殺企図>
  「ノー」と言えるようになつた
    <シンデイ 性的虐待のサバイバー/アルコール・薬物依存症/自傷行為>
  父の暴力、母の性的虐待
    <ジョシュ 性的虐待のサバイバー/アルコール・薬物依存症/自殺企図>
  虐待の痛みがもたらすもの
  どこから始めるか
  性的虐待を受けたACの課題
  沈黙を破る
  怒りを表現する
  性役割による違い
  パワーを取り戻す
  「ノー」と言う権利
  許し
  自分を許す
  世代伝播を防ぐ
  親密な関係へ

終章 軽装備で旅をつづけるために

巻末資料   ●機能不全家族とは?
  ●子どもを育む家族とは?
  ●ACOAのための洗い出しリスト
  ●摂食障害のチェックリスト
  ●アルコール依存症のチェックリスト
  ●主な自助グループと相談先

 

子どもを生きればおとなになれる―「インナーアダルト」の育て方

著者:クラウディア ブラック  出版社:アスク・ヒューマン・ケア
発行年月:2003年08月  価格:¥2,100 (税込)


【内容(「出版社」より)】
おとなとして社会に適応していても、実はおとなになりきれていない。でもそれは「子どもっぽい」という意味とはまったく違うのです。自分を支えるおとなの自分=インナーアダルトを育てるために、著者が提案するものは……。おとな=自分を幸せにできる人。子ども時代の痛みを越えて、本当のおとなになるために! AC(アダルト・チャイルド)概念の生みの親、クラウディア・ブラックが経験のすべてを注ぎ込んだ一冊。
 
 
【目次】
監訳者によるまえがき

  インナーチャイルドとインナーアダルト

1章 過去の痛みの正体を知る
   〈子ども時代の痛みを、「喪失」「見捨てられ体験」として見直す)
  何を喪失したのかがわからない
  失ったものの正体
  子どもが「見捨てられる」ということ
  境界の混乱
  境界があるかどうかで体験の意味が違う
  喪失が与える影響
  コースを変える

2章現在の痛みのサイクルに気づく
   〈なぜか繰り返してしまう苦しい生き方。そこから抜けるには?)
  過去に支配された現在の痛み
  痛みをコントロールする努力
  痛みに対する感情の反応
  痛みに対する行動上の反応
  痛みに対する思考上の反応
  過去を終わらせ、歩き始める

3章 自由への4つのステップ
   〈前に進みたいのに感情がじゃまする。だから順を追って一歩ずつ)
  ステップ1=過去の喪失を探る
  ステップ2=過去と現在をつなげる
  ステップ3=取りこんだ信念に挑む
  ステップ4=新しいスキルを学ぶ
  回復上の課題に4ステップを使う

4章 インナーアダルトを育てる
   〈自分を支える5つの力を手にする。それはあなたを守り、輝かせてくれる)
  「おとな」としての土台
  自分を認めるカ
  コントロールをある程度手放すカ
  感情を感じるカ
  ニーズを見分けるカ
  限界と境界を設定するカ
  自分を幸せにできる人になる

5章 秘密はいらない、役割はいらない
   〈過去の秘密に縛られなくなるには? 役割を手放した私は、いったい誰?)
  家族の秘密
  役割に気づく
  かつて演じていた私でないなら、私は誰?

6章 新しい関係をつくる
   〈家族との関係をどうする? 新しい親密な関係を育てていくには?)
  親やきょうだいとの関係
  家族にあなたの痛みを話したいなら
  直面化して痛みの原因を終わらせる
  親がすでに亡くなっていたら・・・
  自分を許す、他人を許す
  人間関係のレベル
  健康な関係の特徴
  自分の人間関係をチェックする
  「親密さ」へ向けて

クラウデイアブラックからあなたへの贈りもの



【関連書籍:推薦図書】
■アダルト・チルドレンは、不適切な環境・虐待で育ったため、大人になって精神的に不安定と言う概念になります。
○アダルト・チルドレンと癒し―本当の自分を取りもどす 西尾 和美 ¥1,575(税込)【上記紹介済み】
内容(「BOOK」データベースより):家族から受けた心の傷から、人間関係でうまくいかないなどの生きづらさを抱えるアダルト・チルドレン。自分をアダルト・チルドレンと自覚したところから、どのように心の癒しをすすめればよいのか。そのさまざまな方法を紹介し、安全な場所として機能する家族のビジョンを提示する、自分と家族を愛するための一冊。

○アダルト・チルドレン 癒しのワークブック―本当の自分を取りもどす16の方法 西尾 和美 ¥1,890(税込)【上記紹介済み】
内容(「出版社」より):自分に出会える新しいワークブック! アダルト・チルドレンのためのワークブックがついに登場! 書き込みながら家族の問題や自分の問題に気づき、向き合える本。生き生きとした自分を取り戻すために、パワフルな自分の未来像を描き出し、実現させていくためのステップを網羅した、新しいワークブック!

○アダルト・チャイルドが自分と向きあう本 アスク・ヒューマン・ケア研修相談室 ¥1,575(税込)【上記紹介済み】
内容(出版社からのコメントより):自分の過去を理解し、現在の自分を受け入れる作業をする本。原家族ワーク、インナーチャイルド・ワーク、グリーフワークなどをわかりやすく解説。くり返し読み、ワークができる、ACのためのベーシックテキスト。続編は「アダルト・チャイルドが人生を変えていく本」。

○アダルト・チャイルドが人生を変えていく本 アスク・ヒューマン・ケア研修相談室 ¥1,575(税込)【上記紹介済み】
内容(出版社からのコメントより):「アダルト・チャイルドが自分と向き合う本」の続編。自他境界、対等なコミュニケーション、親密さ……。子ども時代に学べなかったことは、後から学べばいい。人との関係に必要なものが、この本の中にあります。

○もちきれない荷物をかかえたあなたへ―アダルト・チャイルド、そして摂食障害・依存症・性的虐待 クラウディア ブラック ¥2,100(税込)【上記紹介済み】
内容(出版社からのコメントより):「AC概念の生みの親クラウディア・ブラックは、この本の中で、一人一人の違いに注目します。アディクション、トラウマ……彼らが抱えている「荷物」はひとつではなく、いくつも重なり合っているのです。 荷物を手放すことを難しくしているものは何? それぞれの回復に欠かせない「パズルの一片」とは……? 

○子どもを生きればおとなになれる―「インナーアダルト」の育て方 クラウディア ブラック ¥2,100(税込)【上記紹介済み】
内容(出版社からのコメントより):おとなとして社会に適応していても、実はおとなになりきれていない。でもそれは「子どもっぽい」という意味とはまったく違うのです。自分を支えるおとなの自分=インナーアダルトを育てるために、著者が提案するものは……。おとな=自分を幸せにできる人。子ども時代の痛みを越えて、本当のおとなになるために! AC(アダルト・チャイルド)概念の生みの親、クラウディア・ブラックが経験のすべてを注ぎ込んだ一冊。

○アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す 斎藤 学 ¥693(税込)
内容(「MARC」データベースより):アダルト・チルドレンとは「安全な場所」として機能しない家族のなかで育った人々のこと。親から受けた心の傷を癒し、本当の自分を取り戻す方法を具体的に提示する。

○インナーマザー−あなたを責めつづけるこころの中の「お母さん」 斎藤 学 ¥1,575(税込)
内容(「MARC」データベースより):子の心の中で、いつまでも苛酷な批判者として存在するインナーマザー(内なる母)。そして、子は大人になってからも自分自身を責め続ける…。親子のあり方とは? 1998年刊「インナーマザーは支配する」の改題軽装版。

○なぜいつも、あなたの恋愛はうまくいかないのか―
               アダルト・チルドレンの恋愛と結婚の神話 ジャネット・G. ウォイティツ 新沢 ひろ子(訳) ¥1,575 (税込)

内容(「BOOK」データベースより):こわがらないで心をひらけば、今度は幸せな恋ができる。機能不全家族にかんするカウンセリングの第一人者が書いた全米ミリオンセラー。アダルト・チルドレンの恋愛と結婚をめぐる困難を乗り越え,ほんとうの親密性を獲得するためのアドバイス。

○アダルトチルドレン・シンドローム―自己発見と回復のためのステップ ウェイン クリッツバーグ 斎藤 学,新沢 ひろ子(訳) ¥ 2,100(税込)
内容(「MARC」データベースより):「アダルトチルドレン(AC)は回復はできる。ただし、回復とはいちどきに起こる出来事ではなく、今日一日の積み重ねであるプロセスなのだ」―米国のセラピストでアダルトチルドレンの治療にあたってきた著者が、AC本人とその治療者に向けて書いた本書は、ACのリカバリームーブメントの中で、基本的文献のひとつに数えられている。本書では。「慢性ショック」や「見捨てられ体験」などをキーワードにACがいかにして育っていくのかを解説し、そのうえでACからの回復のプロセスを明示する。著者が長年の経験から導き出した治療法「家族統合法」(Family Integration System=FIS)は、治療の進め方を具体的に示したもので、だれにでも実践できるものとなっている。

○マンガ 子ども虐待出口あり イラ姫, 信田 さよ子 ¥1,680 (税込)
内容(出版社/著者からの内容紹介):虐待とは、私たちが当たり前と考えてきた「家族」を根底から問いなおすものなのだ。本書が誕生するきっかけは、イラ姫さんとの出会いだった。彼女とはアダルトチルドレンという言葉がなければ出会えなかっただろう。ACのグループカウンセリングの場で対面した彼女は、年齢不詳で少年のようだった。底には悲しみとペーソスを漂わせていた。

○アダルト・チルドレンという物語 信田 さよ子 ¥580(税込)
内容(出版社/著者からの内容紹介):現代を映し出すキーワード、アダルトチルドレンの意味をやさしく的確に説き明かす。「生き辛さ」から「らくに生きる」への実例集



■虐待の世代間連鎖を経つために書かれた本です。
○お母さんはしつけをしないで 長谷川 博一 ¥1,365(税込)
内容(「MARC」データベースより):お母さんの熱心なしつけが、不登校、ひきこもり、いじめ、非行、少年犯罪等を引き起こしている…! 「しつけの後遺症」の具体例を多数あげながら、お母さんたちに、もっと手を抜いて楽になろうと呼びかけます。

○断ち切れ!虐待の世代連鎖―子どもを守り、親をも癒す 長谷川 博一 ¥1,470(税込)
内容(「MARC」データベースより):虐待は「鬼のような冷血な親」による営みではなく、「愛しているからこそ憎む」という究極の矛盾が生み出す悲劇の行く末である。「子どもを守り、親をも癒す」ことへ挑戦し、著者が渾身でぶつかった虐待支援の軌跡を記す。



■子供時代の心の傷と精神障害の理論的な裏付け
○隠された児童虐待―PTSD・依存症の発症メカニズムと効果的なトラウマセラピー 鈴木 健治 ¥1,365(税込)
内容(「MARC」データベースより):あなたにもPTSDや依存症の症状はありませんか?「何となくやる気がない、こころがいつも不安定、人目が気になる、自分のことが好きじゃない、人間関係で同じような失敗を繰り返す、親友ができない、恋愛がうまくいかない、対人緊張や対人恐怖が強い、仕事が長続きしない、本当は自分が何をやりたいのか分からない、慢性的な身体症状がある、過食や他の依存症で悩んでいる」こんな症状に思い当たったら…。あなたは大丈夫か。

○魂の殺人―親は子どもに何をしたか アリス・ミラー ¥2,884(税込) 
内容(出版社からのコメントより):教育や躾の名による暴力は子どもたちの魂を粉々に打ち砕き,社会はいずれ手 痛い復讐を受けずにはすまない。ヒットラーや少女娼婦クリスチアーネの幼年時代を詳細に分析して,教育の暴力性と非人間性を容赦なくえぐり出した衝撃のロングセラー。

○子どものトラウマ 西沢 哲 ¥735(税込)
内容(「BOOK」データベースより):身体の傷は治っても心の傷は消えない。人格を、ときには人生さえ支配してしまうトラウマとは何か。第一線での臨床活動をふまえて「子どもの虐待」の問題をとらえなおし、傷ついた子と親の心の回復を説く。

○封印された叫び―心的外傷と記憶 斎藤 学 ¥1,890 (税込)
内容(「BOOK」データベースより):児童虐待、性的虐待―凍りついた記憶からの脱却。心的外傷による心身の障害に悩まされている人たちの失われた記憶。この人たちの記憶を回復させたい―切迫した治療現場の現実から、強い思いで書き下ろした衝撃の書。



■作者が児童虐待の結果、精神障害です。非常に参考になると思います。
○依存姫 菜摘 ひかる ¥1,365(税込)
内容(「BOOK」データベースより):整形、ホスト、買い物、セックス。過剰と欠落の女たち。あたしはどうして満たされない?ホームページへの総アクセス数200万超を記録した菜摘ひかる渾身の処女小説。

○ふにゃふにゃ日記 菜摘 ひかる ¥1,260(税込)
内容(「MARC」データベースより):アンバランスな心はいつもふにゃふにゃ…。サラリーマン、病人、酔っ払い等、フーゾクという特殊な世界の不思議な人々を描く。著者の風俗嬢時代の気まぐれな日常。98年二見書房刊「池袋イメクラ日記」を加筆・修正・再編集。
【補足】
この2冊の作者の菜摘 ひかるさんは、随所に、親は子供を愛して欲しいと書かれています。なお、菜摘 ひかるさんは、作家になって風俗ができないため、精神的に不安定と「ふにゃふにゃ日記」のあとがきに書かれています。そのあと、すぐに亡くなられました。天国では、幸せになって欲しいと思います。

○死なないで生きて−虐げられた魂の詩(うた) 大島 洋子(編)チームあんぶれら(著) ¥ 2,100 (税込)
内容(「MARC」データベースより):児童虐待サバイバーによる魂の叫び121編を収録。身も心もボロボロになりながらも必死に生きてきた人たちの心よりの声。「虐待とは無縁だ」という親たちにも是非読んでほしい魂の詩。

○あのとき、本当は…―封印された子どもたちの叫び 長谷川 博一 ¥1,365(税込)
出版社/著者からの内容紹介:「子ども時代に、父や母に言えなかったあの思い、グッとがまんして、心の奥にしまいこんだ、その切ない思いを手紙に書いて、そっと教えてください」という呼びかけに応じて寄せられた手紙106通を収録した。封印された子ども時代の叫びが聞こえてくる。



■その他
○海原純子医師の生い立ちも非常に興味深いのですが、多数の著書のなかで、そのものずばりのものが紹介できません。
NHKで放映された生い立ちが一番理解しやすいのですが、入手できません。著書すべてに飛びます。



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【関連リンク(過去の虐待から精神障害についてのサイト、自助・援助団体、個人経験者)】
1)海原純子.com
2)Recovery Note - AC(アダルトチルドレン)、家族内トラウマ・サバイバーのためのホームページへようこそ
3)ASK アダルト・チャイルド(AC)のページ
4)JUST NPO法人 日本トラウマ・サバイバーズ・ユニオン
5)IFF(アイエフエフ)〜斎藤学によるメンタルケア・トラウマ治療
6)家族という名の強制収容所
7)*☆パーシーの花園☆*性虐待サバイバーのフォーラムで、家族・親族による被害のBBSもあります。
8)体験された女性のサイト(現在サイトをお休みされているようです)



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